20211204~20211205 湯西川温泉その1

使用カメラ

Zolki3 フイルム:富士フイルム業務用100

 

ついにじゃじゃ馬娘が帰ってきました。ご機嫌斜めになり軍艦部から謎の光線漏れを起こし修理に出して丸1年。どこから漏れているかわからず苦戦したそうです。最終的に軍艦部に詰め物をし、シャッター幕の微妙なピンホールを埋めたら直ったそうです。

横浜カメラサービス

Zolki3の修理は横浜杉田にあるこちらの工房でお願いしています。店主さんも親切です。

12月4日

さてじゃじゃ馬娘も帰っていたのもありますし東武株主優待券の期限が12月末までだったので出かけることにしました。以前から気になっていた湯西川温泉に行くことにしました。せっかくなので引退の近い東武350形と6050形で行って帰ってくる計画です。

東武鉄道伊勢崎線日光線 1281列車

特急きりふり281号 浅草10:38→下今市12:30

まずは350形最後の定期運用(といっても土休日のみ)のきりふりに乗車。

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急行 特急きりふり

きりふりはもともと急行列車だった。全盛期の東武特急は北千住から下今市まで無停車であった。便によっては北千住すら飛ばした。途中の主要駅を結び特急の補完列車として走ったのが、6050形やその前身6000形を用いた有料の快速急行列車と無料の快速列車だった。快速急行というのは他社でいう急行より早い列車という意味ではなく、東武では快速の車両を使った急行列車という意味であった。これが伊勢崎線系統のりょうもうで使われていた1800形改造の300・350形に置き換え急行になった。ただバブルがはじけ鬼怒川温泉の観光客減少とともに東武特急は苦戦。だんだん停車駅が増えていき快速や急行と停車駅が変わらなくなっていった。半蔵門線の乗り入れが始まりしばらくしたころ東武線の種別の見直しがあり区間快速が誕生、東武動物公園から各駅に停車するようになった。これは不評だったらしくしばらくして新大平下まで快速運転になった。急行の方はそれまでの準急電車が急行電車になったためそれまでの急行列車が特急に変更。ただスペーシアと比べると車内設備や所要時間も違うので料金は据え置きだった。とってもこのころにはきりふりとしもつけの数本あるだけ。せいぜい臨時のゆのさととスノーパルのみであった。そして車両の老朽化とともに快速は廃止、元急行も減っていきついに休みの1往復だけに。このご時世で臨時列車も出ない。

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浅草駅に停車中

車内設備は回転式のクロスシート。リクライニング機構はなくシートピッチも普通。でも足乗せ台はある。昼間使うにはいいんだけど夜行だと使いにくかったな。定刻に発車し、スカイツリー・北千住と停車。この段階で乗車率5割くらい。結構乗っている印象。春日部でそれなりに乗り降りがあり栃木・新栃木と停車。新栃木が唯一本家特急と停車駅が異なる。ここでは数年前の運用ではJRからの特急の通過待ちを行っていた。特急が特急の通過待ち。これには訳があってスペーシアと急行の350形は車両性能が違うのだ。あっちは余裕で120km/h出せるけどこっちは110km/h。あっちは130km/hまで出せる設計だけど、こっちの改造元1800形は足回りは通勤電車8000形と同一。ただ頑張ってる音はすごいんですよ。

東武鬼怒川線 313列車 普通 下今市12:31→新藤原13:04

ここからは6050形。編成は復刻塗装との混成編成だった。

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混成

じゃじゃ馬出ちゃってますね。この白い筋はシャッター幕です。シャッター速度が速かろうが遅かろうが出てくる持病なものです。あんまり信用できないのがZorkiです。映りは悪くないんですけれどもね。

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復刻

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ノーマル

野岩鉄道 1132列車 特急リバティ会津117号 

新藤原13時15分→湯西川温泉13時30分

ここから野岩鉄道。3月の改正までは下今市から先でリバティを乗る場合は特急料金不要の特例があったので下今市からこの列車でもよかったのだけれども6050形に乗りたかったのと新藤原で野岩鉄道の乗車券を買いたかった。まぁ相変わらず普通の特急でした。

日光交通(バス)湯西川線 湯西川温泉13時45分→湯西川温泉14時10分

ここからはバス。駅から意外と遠いのだ。終点で降り平家の里へ。ここ湯西川温泉は平家の隠れ里でいろいろな伝説が残っている。平家の里は昔の湯西川の再現した施設である。

平家の里 公式ホームページ

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平家の里

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平家の里を出て散歩。

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温泉街

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高房大明神

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神社内

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河原

じゃじゃ馬線は光線漏れなんじゃないかと思われる方がいるかもしれないのですがたぶん違うんです。というのも光線漏れの時はわずかであったため、時間を置くと絶対出るものだったのですが、今回のは間隔おかずに撮影しても出る時もあり、時間をおいて撮影しても出ないときもあります。要は機嫌です。かわいいカメラめ。

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旅館

この後チェックイン。

湯西川温泉 湯癒の宿 はたご松屋 | 温泉での癒やしと懐かしい料理を楽しむ旅をご提案。湯西川温泉の宿 はたご松屋

湯西川温泉はかるく調べただけでは1人で泊まれる宿が出てこず気になっていたが行ったことはなかった。今回本気で調べ、何件か候補を出して予算・食事・温泉等を考慮しはたご松屋さんに決めました。

部屋は角部屋で温泉街の様子がよく見れた。ちょうどバスがやってきた。

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湯西川温泉行きのバス

温泉は源泉かけ流し。旅行によく行くので気が付いたのですが、湯量がそれなりの温泉で小規模の宿は循環装置をつける方が大変のようで源泉かけ流しが多い印象。気取った旅館ではなく家族経営の旅館でも源泉かけ流しでリーズナブルで入れる。ただ民宿に近く人と近いのでそれが苦手な人はだめです。温泉に行こうとするとちょうど2家族の団体がやってきた。こういう時は早く入ってしまおう。温泉はゆっくり1時間浸かり出るとちょうど子供たちがやってきた。にぎやかでよろしい。

食事には鹿の刺身が出てきた。これも今回この宿にした理由。なかなかジビエを刺身で出すところはない。味はおいしかったです。馬刺しに近いかな。

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夜の温泉街

お酒を飲んでおると外からにぎやかな声が。雪が降って積もってる。それを子供たちが遊んでる。

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元気だな

三脚もないのでこうなると手振れがひどい。

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雪降る湯西川

今回の旅行特に何も決めてないのです。明日は何しようかな。