使用機材
カラー
Konica II フイルム:富士フイルム業務用100
モノクロ
Konica pearl III フイルム:FomaPan100
パンダ号下り2便上野20:30→弘前バスターミナル翌5:30
4月16日夜。「ノクターン号のほうがいいんだけどなぁ。これだと早く着きすぎるんだよなぁ。それに4列シートだし。」そんなことを考えながら上野駅にて弘南バスの夜行バス「パンダ号」に乗車。ノクターン号はしばらく運休しており、ほかに選択肢はなかった。幸い普段ノクターン号に使われている3列シートで来たのは良かった。
私は、必要にならなければ夜行バスは乗らない。疲れて次の日以降の行動に影響するし、ボックスシートや固定クロスシートの夜行列車でも爆睡できるのが、夜行バスはいくらリクライニングしてもよく寝れないからだ。
今まで2回夜行バスに乗ったことがある。1回目は中学生の時に乗った新宿発大阪行き「超特割青春号」というバス。これが当時大阪に一番早く着いた。明らかに近距離用ようなシート、隣はデブで席を1.4人分とってくるような人。もう二度と高速バスには乗らないと誓った。
2回目は社会人になって大阪環状線の103系の写真を撮りに行ったとき。土曜日出勤でどうしても休みが取れず、仕事後に夜行バスで大阪へ日帰りしてきた。このときは普通の4列のバスであったが長距離向けで中学生の時に乗ったトラウマバスよりは良かった。でももう乗りたくないなとも思った。
でも今回の旅行の目的である漫画ふらいんぐうぃっちの聖地を回るには、朝早くに弘前に着く必要があった。それにこのご時世、人が少ない時間帯で動いたほうが良い。と思っていたらバスは7割埋まっていた。3列シートで個々の席でカーテンで仕切れたのは良かった。寝心地は今まで乗った中では最高だった。まぁ好んで乗ろうとは思わないけど。
バスは定刻より早く5時10分に弘前駅前のイトーヨーカドーの裏にある弘前バスターミナルに到着。この横に聖地の1つがある。
虹のマート。朝早かったのでやってなかったが、行けたら後で覗こう。そう思い弘前駅へ向かうのであった。
津軽鉄道 53列車津軽五所川原6:35→芦野公園6:57 1列車7:33→津軽中里7:44
五所川原は聖地ではないが、津軽鉄道に行きたかった。初めて電気式気動車に乗ったが「エンジンがキハ65並みにうるさいな」というのが感想。これからいろんな場所で見るようになるのであろう。
五所川原で津軽鉄道に乗り換え。芦野公園で下車。桜の中列車を撮影した。
7時33分後続の列車で中里へ。最北の民鉄駅。想像通りの小さな駅。
五能線 827D五所川原9:28→板柳9:44 2529D11:22→弘前11:49
ここからは聖地巡礼。一路板柳へ。板柳に行くために夜行バスに乗ったのだ。朝一の新幹線だと乗り継ぎの列車もバスも微妙な時間。夜行バスで行けば津軽鉄道に乗りに行っても十分早い。
板柳の街は35話の「複製される街」の舞台。ただ公園だけは別。こちらは後で行くことになる。
五能線のほかに弘南バスが走っているが、料金が高めでバス停の位置もよくわからない。というわけで列車でやってきた。
今回モノクロは120フィルムで撮影している。漫画っぽく映したいという目的であった。ちょっと露出がオーバー気味。もう少しアンダーでよかった。
弘前市内
正直ここから計画は立てていなかった。中央弘前15時30分の大鰐線に乗るとしか決めていない。まず腹ごしらえ。土手町にある煉瓦亭へ。ここも聖地。知らずに入って、帰ってきて漫画を読み返したら出てきてびっくりした。何となく入ったので写真はなし。その後土手町近辺の聖地を回る。
コンクルシオの建物がある藤田記念庭園から禅林街まで歩けそうだったので禅林街へ。ここも聖地。
時計を見ると電車ギリギリ。小走りで中央弘前駅へ。
弘南鉄道大鰐線 20列車中央弘前15:30→弘前学院大前15:35 22列車16:35→大鰐17:04
小走りで何とか間に合い、大鰐線へ。といっても乗るのは2つだけ。弘前学院大前駅で下車。35話「複製される街」の公園はこの駅の近くの公園。住所は弘前市西弘前。板柳は北津軽郡板柳町。全然違う街の風景のハイブリットになっています。この公園で35話の聖地はコンプリート。
撮り終わった後、後続列車で大鰐へ。
この日は大鰐温泉不二やホテルにて宿泊。源泉かけ流しでいい宿でした。
その2へ続く